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盗撮に強い弁護士に相談 > 頻発する盗撮の状況 > ゲームセンターでの盗撮

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頻発する盗撮の状況

弊所がご相談や弁護のご依頼をいただく盗撮事件、ニュース等で取り上げられる盗撮事件において、よく見られる盗撮の状況を紹介します。似た状況で盗撮を行い、警察に逮捕・検挙されてしまった方やそのご家族の方は、お一人で悩みを抱えず、盗撮事件が専門であるアトム法律事務所の弁護士にご相談下さい。

ゲームセンターでの盗撮

ゲームセンターでの盗撮事件の事例

iPodで盗撮容疑 長崎の郵便局員

長崎県警時津署は8日、女児(11)の胸元を携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)で盗撮したとして、県迷惑行為等防止条例違反の疑いで、同県南島原市、郵便局員X容疑者(47)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は8日午後2時ごろ、時津町野田郷のゲームセンターで遊んでいた小学6年の女児の胸元付近をiPodで盗撮した疑い。
時津署によると、静止画と動画を撮影していた。女児の父親が発見し取り押さえ、署員に引き渡した。
(msn産経ニュース 2013年9月8日)

ゲーセンで小3女児のスカート内盗撮、会社員を逮捕 京都府警

ゲームセンターで小3女児のスカートの中を盗撮したとして、京都府警生活安全対策課と宇治署は8日、府迷惑行為防止条例違反の疑いで、同府久御山町の会社員、X容疑者(42)を現行犯逮捕した。同署によると、容疑を認めている。
逮捕容疑は8日午後8時35分ごろ、久御山町森のイオンモール久御山内のゲームセンターで、友達と遊んでいた同町の小学3年の女児(8)のスカート内に、動画撮影機能付きのスマートフォンを差し入れたとしている。
同署によると、約1カ月前、同店から「動きが不審な男がいる」との相談があり、警戒していた捜査員が犯行を確認、現行犯逮捕した。
スマートフォン内に、女児のスカート内とみられる画像が複数枚確認されているという。
(msn産経ニュースwest 2013年4月9日)

盗撮の疑い、千葉県警巡査を逮捕 横浜のゲームセンター、帰省中

横浜市のゲームセンターで女性のスカートの中を盗撮しようとしたとして、神奈川県警は15日、県迷惑行為防止条例違反の疑いで、千葉県警成田国際空港警備隊巡査、X容疑者(27)を現行犯逮捕した。神奈川県警監察官室によると「下着を撮影しようとしたことは間違いありません」と容疑を認めている。
逮捕容疑は15日午後6時40分ごろ、横浜市栄区笠間2丁目のビル4階のゲームセンターで、女性のスカートの下にデジタルカメラを差し入れた疑い。
監察官室によると、X容疑者は2008年4月に神奈川県警から千葉県警に出向。今年4月から神奈川県警で勤務する予定だった。15日は休日で、横浜市の実家に帰省していたという。
(共同通信 2010年3月16日)

税関職員を逮捕=ゲームセンターで盗撮容疑−秋田県警

ゲームセンター内で女性の太ももを盗撮したとして、秋田県警秋田中央署などは16日、県迷惑防止条例違反容疑で、函館税関秋田船川支署上席監視官X容疑者(46)を逮捕した。秋田中央署によると、容疑を認めているという。
逮捕容疑は15日午後11時40分ごろ、秋田市のゲームセンターで遊んでいた女性(20)の太ももを背後から携帯電話のカメラで撮影した疑い。
(時事ドットコム 2010年10月16日)

女子高生盗撮の疑いで男逮捕 向日町署

向日町署は9日、京都府迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで 長岡京市、無職X容疑者(23)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は9日午後4時10分ごろ、向日市森本町佃のゲームセンター 「ナムコワンダーシティ京都南」で、長岡京市の女子高校生(15)のスカート内を、手提げかばんの側面ポケットにはさんだ携帯電話の動画カメラで撮影した疑い。
(京都新聞 2009年12月9日)

ゲームセンターでの盗撮の違法性

ゲームセンターでの盗撮は、各県が定める迷惑防止条例に違反します。
ここでは、埼玉県迷惑行為防止条例に基づいて、ご説明します。

(埼玉県迷惑行為防止条例)
第2条
4 何人も、公共の場所又は公共の乗物において、他人に対し、身体に直接若しくは衣服の上から触れ、衣服で隠されている下着等を無断で撮影する等人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような卑わいな言動をしてはならない。
第12条 次の各号のいずれかに該当する者は、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
①第2条第4項の規定に違反した者

上記にいう「公共の場所」とは、道路、公園、広場、駅、空港、ふ頭、興行場その他の公共の場所(乗車券等を公衆に発売する場所を含む。)をいい、「公共の乗物」とは、汽車、電車、乗合自動車、船舶、航空機その他の公共の乗物をいいます。ゲームセンターも不特定多数の者が自由に出入りできる施設であるため、公共の場所にあたります。
ゲームセンターでの盗撮の類型は、女性のスカートの中にスマートフォン等を差入れ、又は、上が映るようにしたカメラ等の入ったカバン等を女性のスカートの下に置いて、下着等の撮影をするというものですが、見知らぬ男性に、自分の極めてプライベートな部分を密かに撮影されるということは、これを知った女性を極めて強く羞恥させ、不安を覚えさせる行為といえます。

盗撮事件がゲームセンターで頻発する背景

ゲームセンターは、頻繁に盗撮事件が生じている場所の一つです。警察庁が平成25年に公表した警察白書によると平成24年の盗撮の摘発件数は2,408件で、そのうちゲームセンター・パチンコ店での盗撮は99件に上ります(全体の4%)。
ゲームセンターで盗撮事件が起こりやすいのは、どうしてでしょうか。それは、ゲームセンターが、(1)盗撮の加害者・被害者となり得る人が多い、(2)盗撮の機会が生じやすい、(3)盗撮の手段となる道具を用いやすい、(4)盗撮をしていることが気付かれにくい場所だからだと考えられます。

(1) ゲームセンターは盗撮の加害者・被害者となり得る人が集まる場所

当然のことのようですが、盗撮事件が生じるのは、盗撮を行う男性と盗撮の対象となる女性がいる場所です。男性と女性がいない場所では盗撮事件は起きません。逆に、盗撮の潜在的な加害者となる男性と被害者となる女性が多く集まる場所では、人の少ない場所よりも相対的に盗撮事件が生じやすくなります。
盗撮事件の被害の中心は、10代〜20代の女性です。そして、ゲームセンターにはプリクラやUFOキャッチャー等、若い女性に人気で、かつ、立った状態で使用・遊戯のできるものが多数設置されています。そのため、ゲームセンターは、盗撮の被害となりやすい女性が集中しやすい場所と言えます。また、ゲームセンターは男性も多く来店する場所であり、自然な形で入店し、店内を回ることが可能です。さらに、ゲームセンターは繁華街などに建てられる傾向があり、不特定多数の男女が来店します。これが、盗撮事件が頻発することの前提です。

(2) ゲームセンターは盗撮の機会が生じやすい場所

平成23年の警察庁の発表によると平成22年の盗撮の摘発件数は1,741件で、そのうちの98%に当たる1,702件が「下着などの盗撮」でした。平成25年の警察白書には盗撮された部位に関する統計は掲載されていませんが、下着など、スカートの下から密かに撮影がされているケースが多いと考えられます。
上述の通り、ゲームセンターにはプリクラ等、若い女性が好み、かつ、立ったまま利用できる機械が多数あります。これらの多くには、利用者の注意力の多くを画面、景品、クレーンなどに集中させ、周囲への注意を散漫にさせる要素があります。また、これらの機械は、一定のパターンのもとで撮影等を進行させるため、男性は、女性の周囲に対する注意力が最も落ちるタイミングを見計らうことが容易であるといえます。
さらに、ゲームセンターでは①女性の後ろに並ぶこと、②女性の周囲を何度か往復すること、③女性の周囲で遊戯をすること等を自然・容易に行うこと、ができます。
そのため、ゲームセンターは盗撮事件の大半を占める「下着の盗撮」を行う機会が生じやすい場所となっています。

(3) ゲームセンターは盗撮の手段となる道具を用いやすい場所

ゲームセンターは、視界を遮る大きさの機械が比較的狭い間隔で設置されており、見通しがさほどよくないのが一般的です。そのため、周囲から盗撮をしている様子を目撃されにくい環境であるといえます。
また、現代ではスマホやカメラ付携帯電話が広く普及しており、遊戯中のみなならずゲームセンター内の移動中にこれらを操作する人がいても、不自然だと思われない状況になっています。
他人の目を警戒しなくてはならない範囲が限られており、かつ、スマホ等を操作しながら女性に近づいたとしてもあやしく思われないため用いやすいということが、ゲームセンターで盗撮事件が起きやすい理由の一つとなっています。

(4) ゲームセンターは盗撮をしていることが気付かれにくい場所

上述の通り、ゲームセンターは、視認性が比較的低く、女性が周囲への注意を散漫にしがちな場所です。一方、男性がスマホを使用することは一般化しています。そのため、女性は、男性が周囲でスマホを操作しながらうろうろしていても、自分が盗撮されているとは気付きにくいと考えられます。

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