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盗撮事件の裁判例

刑事事件の裁判例

東京地方裁判所の盗撮事件に関する判決

東京地方裁判所平成一六年(特わ)第四〇三五号

主文

被告人三名をそれぞれ懲役一年に処する。
被告人三名に対し,この裁判が確定した日から四年間それぞれその刑の執行を猶予する。
訴訟費用のうち,被告人bの国選弁護人に関する分は同被告人の,被告人fの国選弁護人に関する分は同被告人の,それぞれ負担とする。

理由

(罪となるべき事実)
第一 被告人三名は,c1ことc,d1,d1ことd,a1,a2ことaと共謀の上,常習として,平成一六年三月六日ころ,埼玉県川口市安行領根岸《番地略》甲野三階にある携帯電話機販売店「乙山」内において,それぞれ所携のデジタルカメラを使用して,商品の説明をしていた店員のG子(当時二〇歳)の衣服で隠されているスカート内の下着等を無断で撮影し,もって,公共の場所において,人を著しくしゆう恥させ,かつ,人に不安を覚えさせるような卑わいな行為をし,
第二 被告人eは,前記a,H1ことH,I1ことIと共謀の上,常習として,同年四月二五日ころ,東京都墨田区錦糸《番地略》所在の丙川一階にある洋菓子販売所前において,a及びHが,所携のデジタルカメラを使用して,試食販売をしていた店員のJ子(当時一八歳)のスカート内の下着を撮影し,もって,公共の場所において,人の通常衣服で隠されている下着を撮影して,人を著しくしゆう恥させ,かつ,人に不安を覚えさせるような卑わいな行為をした。
(証拠の標目)《略》
(法令の適用)
構成要件等
判示第一(被告人三名)刑法六〇条,公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為の防止に関する条例(埼玉県昭和三八年条例第四七号)一一条二項,一項一号,二条四項に該当
判示第二(被告人e)刑法六〇条,公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(東京都昭和三七年条例第一〇三号)八条四項,二項,一項二号,五条一項に該当
刑種の選択(被告人三名)各所定刑中,いずれも懲役刑を選択
併合罪の処理(被告人e)判示各罪は,刑法四五条前段の併合罪であるから,同法四七条本文,一〇条により,重い判示第二の罪の刑に法定の加重
宣告刑(被告人三名)被告人b及び被告人fについては所定刑期の範囲内で,被告人eについては上記加重をした刑期の範囲内で,被告人三名をそれぞれ懲役一年に処する
刑の執行猶予(被告人三名)いずれも,情状により,刑法二五条一項を適用
被告人三名に対し,この裁判が確定した日から四年間それぞれその刑の執行を猶予
訴訟費用(被告人b,被告人f)いずれも,刑事訴訟法一八一条一項本文により,被告人bの国選弁護人に関する分は同被告人の,被告人fの国選弁護人に関する分は同被告人の,それぞれ負担
 なお,被告人eの関係では,当初判示第一の件につき公訴が提起され,その後判示第二の件の訴因が追加されたところ,当裁判所は,審理の結果,最終的に判示第一及び第二の両罪は併合罪の関係にあると判断するに至ったものである。このような場合に,裁判所がそのまま訴因変更によって追加された事実について併合罪として有罪判決をすることができるかという点が問題となるが,訴訟経済や,訴訟手続が発展的性格を有していることにかんがみ訴訟行為の適法性及び効力は当該訴訟行為の行われた当時の訴訟状態を標準として判断されるべきであるとのいわゆる手続維持の原則,更に訴因の追加も追起訴も検察官の主張事実を審判の対象とするための手続であって本質的には同様の性格を有すること,訴因追加の手続は追起訴の手続より様式性が緩和されている部分はあるがその程度は僅かであり,実務上解釈が確立されている訴因の追加によるべきであったのに追起訴の方式によった場合にはそのまま判決することができるという点と必然的に異なる結論を導かなければならない程の違いがあると言わなければならないものではないと考えられること等に照らせば,訴因の追加を許可したことに相応の理由があり,被告人の防御に実質的な不利益がない限り,裁判所は,そのまま訴因変更によって追加された事実について併合罪として有罪判決をすることができるものと言うべきである。そして,本件のような常習的盗撮行為の場合に成立する各条例違反の罪の罪数については,公刊物上裁判例が容易には見当たらず,未だ実務上の解釈が確立されていない状況にあり,適用される各構成要件が常習行為を加重処罰する趣旨のもので「常習として」という共通の文言を用いていることからすれば,これらが常習一罪の関係にあるとする検察官の見解が成り立つ余地が相当程度にあったのであるから,本件訴因追加許可には上記相応の理由があったものであり,また,本件の場合,判示第一と第二の件は,日時場所,相手の女性,a以外の共犯者の人数・氏名等が異なり,社会的事実としては全く別の事実なのであり,被告事件に対する陳述も個別に聞き,証拠関係も,個々の証拠毎に判示第一と第二の一方又は双方に関係するかを明示して請求され,それに対する弁護人の意見を聞いた上,証拠採用決定をして取り調べているのであるから,裁判所がそのまま併合罪として有罪判決をしても被告人eの防御には何の実質的不利益はないのである。そこで,本件においては,判示第一及び第二の件について,併合罪として,特段の訴訟手続を経ることなく,そのまま有罪判決をすることにした(なお,同様の場合に裁判所が訴因変更許可決定を取り消すなどしたのを是認した最高裁昭和六二年一二月三日判決(刑集四一巻八号三二三頁)は,裁判所の取り得る手段の一つについてのもので,そのまま判決することを禁ずる趣旨のものとは解されない。)。
(量刑の理由)
 本件は,被告人三名が,合計六名で共謀の上,常習として判示第一の盗撮に及び,また,被告人eが,合計四名で共謀の上,常習として判示第二の盗撮に及んで,各条例違反の罪を犯した事案である。被告人三名や共犯者らは,女性のスカートの中の盗撮画像やその盗撮相手の女性の容貌の画像として投稿されたものを掲載していたインターネットのサイトを通じて知り合ったものであるところ,本件各当日,連絡を取り合ってそれぞれ盗撮会を催し,盗撮できそうな女性を探し歩く中で本件各盗撮相手の女性を見つけるや,多数の者で意思を相通じ,共犯者間で役割を分担して,一人が客を装って店員である相手女性の注意を引きつけ,他の者が犯行を発覚しにくくするいわゆる「壁」役を務めるなどする中,盗撮者において盗撮を敢行したものであり,犯行態様は,いずれも計画的かつ組織的であると同時に卑劣かつ悪質であると言うほかはないし,当然ながら動機や経緯において斟酌すべき点は皆無であって,その反社会性は著しい。また,被告人三名が日常的に盗撮行為を繰り返していたことは,押収されたパソコン等に保存された多数の画像データの存在等からも明白であり,それに加えて,それらの画像の中には,面白がるあまりか盗撮者が相手女性を盗撮している様子自体を他の者が撮影したものもあること,被告人三名や共犯者らが,自分たちの行っている盗撮が犯罪であることや盗撮された女性の気持ちを何ら慮ることなく,あたかも遊びのように盗撮した女性達のことをあげつらったり盗撮結果を競っていた状況などからすれば,被告人三名のこの種盗撮事犯に関する常習性は顕著であり,規範意識が欠落していることも疑いようがない。そして,被告人三名の中では,被告人bと被告人fは,判示第一の犯行のみへの関与ではあるが,いずれも盗撮歴が長く,被告人bについては自らも有料のホームページを開設して盗撮画像を利益取得に利用していた側面もあること,被告人fは以前に同様の行為に出たところを見つかり始末書を書いたこともあるのに盗撮を止めずに判示第一の犯行に至ったこと,被告人eは,他の二名の被告人より盗撮歴は短いものの本件の二件の盗撮の双方に関与していること,被告人三名とも本件でそれぞれが関与した犯行に積極的に加担したものであること等からすれば,被告人三名の刑事責任はいずれも相応に重い。
 もっとも他方において,本件では,被告人三名にはいずれも前科がなく,本件で相当期間身柄を拘束されて深刻な反省の機会を与えれ,当公判廷において均しく反省の言葉を述べていること,被告人fと被告人eは,実質的には本件によって失職しており,その点は社会的制裁を受けていると言い得ること,被告人bと被告人fについては,盗撮相手の女性に金員を支払って謝罪していること,被告人bについては親族が証人として出廷して更生への助力を約していること,被告人fの親族も裁判所に同被告人の身柄を引受ける旨の書面を提出していること等の事情も存し,各弁護人が指摘する内容も考慮すれば,被告人三名を直ちに刑務所に収容するのも相当ではない。そこで,諸般の事情を総合考慮し,それぞれ一度だけは社会内において更生する機会を与えることとし,主文記載の結論とした。 
(求刑 被告人三名につき いずれも懲役一年)
(裁判官 合田悦三)

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